好奇心のカタマリ

フィリピン留学からの未経験転職。

海外旅行で忘れ物をしたらどうなるか in ボホール島

こんにちは!Lamiです!

鉄板観光地としてオススメしたボホール島ですが、私、やらかしてきました。

 

そもそも出だしから不穏な流れだった

 ボホール最終日。

 

ホテルのレストランでゆっくり遅めの昼食をいただいたあと、そろそろフェリーの時間が迫っていたのでホテルのフロントでタクシーを呼んでもらうことに。

 

私「出発の時間は17時だからタクシーを呼んでください」

 フロントのお姉さん「17時!?なぜまだここにいるの!?急がないと間に合わないよ!」

ドアマン「今タクシーが行ってしまったばかりからすぐには来ないよ」

 

・・・・・・・。

 

そう。

ボホールのゆったりとした雰囲気が気に入ってしまった私は、

ここがフィリピンという「渋滞大国」だってことを忘れてしまっていたのです。

 

そこからフロントのお姉さんがタクシーに電話してくれて、なんとかバンを一台確保!

ドアマンが急いで荷物とわたしたちを乗せてくれて、バタバタと出発!

 

「サラマー!」(フィリピンの言葉でありがとう)

 

バンの運転手もかなり飛ばしてくれてなんとか港に時間までに到着することができたのでした。

 

 

持っていたはずの物が見当たらない

 なんとか間に合った。

出発まであと20分。ここまでくればもう大丈夫だ。

ほッと一安心して、バンの運転手にお礼を言って悠々と港の荷物チェックへ向かう。

 

港の荷物検査は、空港のようにベルトコンベアー?に乗せて機械を通すもの。

荷物を全部通して、機械を通り抜けるのを待つ。

 

 

ん???

 

荷物出てきたけど、カメラを入れてたバッグがない!!

いつから持ってなかった!?!

 

このカメラ、セブ留学のためにわざわざ買ったものだったので、

それが無くなるなんてめちゃくちゃ困る!!!

そして何よりもこれまでの濃厚な思い出とか思い出とか思い出が全てなくなってしまうと考えると泣いちゃう~~~~~。

 

正義感溢れる女性ポリスとの出会い

 とりあえず一旦外に出て、係員らしきおっちゃんに

「私のカメラがなくなりました」と訴えてみる。

 

英語が伝わってるのか怪しい雰囲気で全然話がすすまない。。

途方に暮れていると、

「どうしましたか?(キリッ)」と女性のポリスが登場。

 

「カメラをなくしてしまって~・・・・」とワケを話すと、

いつなくしたのか?ホテルを出るときは持っていたのか?などいろいろ質問された。

 

こちらも必死なので、つたないながらも自分の英語力の持てる全ての力で一生懸命説明しましたよ。

 

するとポリス姉さん、まずはホテルに電話をして、部屋や立ち寄ったレストランを確認してくれるようお願いしてくれた。

さっき時間ギリギリでなんとか送り出した客が、今度はカメラをなくしたなんて、ホテル側からしたらはた迷惑な客だ。

本当にホテルの皆さんには感謝してます。

しかし結局ホテルからは「カメラはありませんでした」との回答。

 

ザーーーーーン。。。

 

 

迫る、船の出航の時間

 もう出航5分前。

絶対間に合わない。

 

ポリス姉さんが港のスタッフに掛け合ってくれて、次の便に変更するなら追加代金が必要とのこと。

出費は痛かったけど、背に腹は変えられない。

 

けっきょく友達と二人の3000ベソ(約6000円)を払って、1本後の船に変更。

この時点でカメラ探しのリミットは約1時間!

 

さぁ、時間との戦いだ!!!

 

 

ポリス姉さん「バンのナンバー覚えてる?」

いや、覚えてる訳ないっす・・・・

 

すると「ついてらっしゃい(キリッ)」

 

向かったの別棟の建物。

中に入ると、結構しっかりしたお堅い雰囲気。

警察署?だったのだろうか。

 

そこで港の入り口の監視カメラを確認してくれた様子。

 

「あなたが車を降りた時、カメラバッグは持っていません。

ホテルにもなく車を降りた時にも持ってないってことは、

車の中に忘れた可能性が高いわ!(キリッ)」

 

そしてその監視カメラの映像からバンのナンバーを割り出して、ドラーバーに電話をしてくれた。

 

ドライバー「車の中にあるよ〜」

 

 

奇跡!!!!!

 


本当に感謝します〜〜〜〜〜!!!

 

喜んだのもつかの間。もう1つの問題が

 この時点でフェリー出発まであと30分。

解決かに思えたがここで問題が。

 

ドライバーはすでに遠くまで行ってしまっていて、時間内に港に戻ってくるのは不可能とのこと。

さらに、もしセブへ郵送できたとしても、どれくらいの時間と金額がかかるかわからない・・・と。

明日までボホールで待つかの選択を迫られ、ホテルもどうしようと途方にくれる私。

かと行ってせっかく見つかったカメラをこのままミスミス置き去りになんて

絶対できない!!

 

そこへなにやら現れた迷彩柄の服を着たおっちゃん。

ポリスのお姉さんとなにやら話してる。

 

するとなんと、物資輸送の部署のお偉いさんだったらしく、明日セブの港まで運んでくれるそうだ。

なんと!!!神降臨。

 

こうしてわたしのカメラは無事かえってくることが保証されたのでした。

 

これもすべてポリス姉さんのおかげ!!

最後に「本当にありがとう~~~おかげで本当に助かりました~~~~!!!」

とお礼を言うと

「これが私の仕事ですから(キリッ)」

 

かっけ~~~。

ポリスの鏡。

あと20年早くあなたに出会っていたら、私の将来の夢は間違いなくポリスでした。

 

最後にポリス姉さんと迷彩おじさんとスリーショットで記念撮影。笑

素敵な人に助けてもらって、もっとボホール島が好きになりました。

 

 

後日の話

 ポリス姉さんからフェイスブック経由で次の日届くことが伝えられたので、

セブの港まで取りに行くことに。

(連絡手段としてフェイスブックを教えておいたのです)

 

実は手元に届くまでは、本当にちゃんと戻ってくるのかちょっと疑ってました。

だってここはフィリピンスタイルだから。笑

 

でもちゃーんと戻ってきました!

このガムテープぐるぐる巻きガチガチの梱包で!笑

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名前も国籍もしっかり書いてくれてます。笑

 

しかも輸送費の請求はなし!

本当に感謝しかないです。

 

絶対いつかまた行きたい島決定!!